2015年3月アーカイブ

2015年3月 8日

ピアノリサイタル 感想記

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甜茶

花粉症の季節となり鼻くしゃみ・目しょぼしょぼが始まっている
早速花粉症に効くという甜茶を今年もまた飲み始めた

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そんな花粉が飛ぶ3月の街にピアノリサイタルを聴きに出かけた
寒さがもどりコート姿の街の駅ビルの中の新しいコンサートホール
3階の自由席までぎっしりと満員人気女性ピアニスト

舞台の上にはYAMAHAグランドピアノCFシリーズ最高峰CFX
ピカピカ新品が置いてあった
主催の楽器店が販売宣伝のため持ち込んだに違いない
さすが音色がいい特に中音から高い音域が澄んでいる
@190万円それに家の中のスペースも欲しくなる

・・・

ピアニストの椅子の左側つまり手や指の動きが斜め後ろから見える位置
予約が始まってすぐこのSS席7列目を選んだ
ピアノレッスン通っている生徒になってから初めてのコンサートは
自分の課外授業になったせいか感想はいままでと違う
自分のレッスンでは先生との間では時には
いい音・情感・情景・音質・・・など
演奏家として一体何を大事にしているのだろうか
いろいろお話を伺うことがある
先生は演奏家でもある
来週はピアノリサイタルでレッスンは欠講となる

・・・

今回のピアノリサイタルの女性ピアニストは
母親がピアノ講師で3歳からYAMAHAレッスンを受けて
小四でYAMAHAマスタークラス21歳チャイコフスキー国際コンクールで
日本人として初めてかつ世界で最初の女性として一位
音楽大学など出ていないから努力家ピアニスト
いまチャレンジしている自分にとっては比較するのもなんだけど
努力という点にピアノレッスン生徒として共感を持てた

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レパートリーであるピアノ組曲ムソルグスキー「展覧会の絵」
各国の風物が描かれていると言われるプロムナードという歩く曲想で
ユーモラス・優雅・おどろおどろしい・重々しい・騒々しい・静寂
覚えやすいメロディー緩急自在の構成様々な表現の起伏が激しい
雰囲気と調整とを的確に感じながら弾くことが大切
そんな風に解説されている

・・・

この課外授業で自分が感じたことを書いてみたい
ピアノ鍵盤楽器それ自体は無機質な機械物
上手な演奏家が弾くと一変する
楽器が曲想を表現する生き物になる
ピアノリサイタルでは原曲をどう解釈し曲想をどう表現できるのか
それこそが生演奏の面白いところでもあろう

主催楽器店のパンフレットにはこの演奏家から
こんなメッセージが紹介されていた

"歴史の上に新たな一歩を踏み出します
練習の中で発見したものを消化吸収したことを
お聴かせ出来たらと思います"

何かを訴えたいらしいその表現力に興味を持った

・・・

この曲で思わず眼が潤んだ
リサイタルでこんなに感動したことは今までになかった
なぜか?自分なりに考察してみた
このピアニストが伝えようとしたことが自分に伝わったからだろう
リサイタルに行く前に自問していた「演奏会って何だろうか?」
自分が外国で様々な人々と交流して来たから共通点がある気がした
そんな視点から考察してみたい
予想した通りだった
演奏会って実はコミュニケーションの一つなんだ
そして演奏者と観客とは鏡の位置にいるのではなかろうか
リサイタルまで一生懸命練習をして来た演奏家は
晴れの舞台で成果を出し切ろうとする筈
そして全曲を弾き終え出し切った瞬間
満面の笑みをたたえやったぞと体全体で表現しようとする
一方演奏曲を聴いていた観衆は感動し酔いながら
演奏者の顔や態度を見つつ満足の香りに浸る
その瞬間両者の間に無言のプラスのコミュニケーションが生まれる
これこそが演奏家も観客も望んでいる瞬間ではなかろうか
演奏者から見れば観客側の鏡には実は演奏家が写っている
観客から見れば演奏家側の鏡には実は観客が写っている
共感という繋ぎがあるからだ
観客からのアンコールの拍手は通信媒体(メディア)の一つとして
最後に交信した証であろう

・・・

何故演奏家は終わったらお辞儀をするんだろうか
先生に聞いてみたことがあった
コミュニケーションの観点から見れば
やりきったそのことがお互い確認できればいい筈
ならば演奏家が好きなさまざまな表現をしてもいいではないか
お辞儀を深くするあるいはVサインを高く掲げる
そうした表現はお決まりのお辞儀だけでなくていい
それ以前に鏡として対峙していた演奏家と観客との間で
稲妻のようなコミュニケーションがすでに通ったから
終わった時のスタイルは関係なくなる
形式よりも感情を優先する瞬間を大切にした方がいい

・・・

演奏会がおわったとき両者はまだ余韻に酔いしれており
やがてコンサートホールを去る観客たちの耳には
いつもの騒がしい街の音が耳に入り始め
楽しかった演奏会の思い出を壊さないように大切に懐にしまい家路につく

・・・

これまで単に音楽をHiFi装置で再生し楽しんだリスナーだった自分
ピアノレッスンを受ける生徒として何か変わった
演奏家と観客とのコミュニケーションこそが本当の発表会の成果なんだ
やがて自分も演奏しお聴かせする立場になるだろう
その時こうしたコミュニケーションが取れる終わり方ができたらいいな
やル気が出て来たそんな自分を発見した
有意義なピアノリサイタルは素晴らしい課外授業になった

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2015年3月 7日

ピアノレッスン 2年目スタート

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きょうの自宅のピアノ

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写っている楽譜は
YAMAHA消音器に収納されていた50曲の31番目の曲
シューマン作曲トロイメライ
原譜

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晩秋から挑戦している曲で
譜面には練習の苦戦のあとが滲み出ている
音符には
指の番号が付してある

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トロイメライ自体はおなじみの曲で
巷の楽譜は
弾きやすいように易しく編曲してある

故意に
原譜の方を選んだ理由は
どうせ覚えるなら
難しい原譜の方なら
ピアノ覚えたぞという達成感があるからだ

覚える手順として
易しい曲=>原譜と二度手間にならず
一回で済む
その分
常に難しいチャレンジが続いてしまうけど
「覚えている」という
やり甲斐を感じてくる

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2年目のピアノレッスンが
今日からスタートしたのである

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一年目を振り返ってみたい

一年目は入門コース
楽譜が読めない生徒が対象

自分はカラオケを覚える程度には読めてはいた
しかし
ピアノは初めてだから
鍵盤の位置と指とがリンクしていなかった
それを覚えるために
入門コースに入った訳

読譜・暗譜・初見演奏
これらへの挑戦だった気がする

・・・

しかし教本は案の定
単調でつまらないし
飽きて来た

なんとか
頑張るために
ピアノに関する書物を読破したり
また先生との
頻繁な質疑応答で
ピアノに関心を維持しようと試みてみた

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秋になってから
先生に提案してみた

自分の弾きたい曲を選ぶので
ワンポイントで見てください

ゴルフのワンポイントレッスンを想い出したのだ

二つ返事でOKが出たので
簡単そうな
バッハ・メヌエットを選曲
(YAMAHAコンサートグレード課題曲中級)
に挑戦した

そして
晩秋からこの
トロイメライを選曲し
(YAMAHAコンサートグレード課題曲中上級)
挑戦している

自分で選んだ曲に文句は言えない
自分を縛る方法である

・・・

入門コースは一年間しかやれない
二年目は初級に進む

指定の教本は上記の理由からやらない

自分が選曲した曲について
ワンポイント・レッスンを受けるスタイルである

・・・

1年目は
レッスン時間が@30分だったが
あっという間に終わっていた

2年目からは
2倍の@60分に増やしている

きょう
その第一回目のレッスンだった

やっぱり60分間なら
より集中できたのである

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先週ここの教室の年一回の発表会
「大人のコンサート」を
見学してみた

楽器は
ピアノとフルートだった
数年から十年のベテラン生徒たち
さすが上手な演奏だった

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一方
見学していた未熟な自分は
当然のことながら
予想した通り
大きな刺激をもらった気がする

プラス思考で
やる気につながるといい

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